2024.4.9
ロレックスが2024年新作を発表！ディスコンモデルも合わせて紹介
出典：https://www.rolex.com/ja/watches/new-watches
飛ぶ鳥を落とす勢いで高騰を続けるロレックス。スポーツモデルを中心に、資産価値が上がり続けています。Watches ＆ Wonders Geneve 2024 においても最注目ブランドとして扱われ、今年も魅力的な新作がベールを脱ぎました。
この記事ではロレックス 2024年新作モデルの魅力や特徴を紹介いたします。
今後のロレックス市場を左右する注目モデルとは？
ロレックス 2024年新作① GMTマスターII Ref.126710GRNR
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ロレックス 2024年新作の目玉と呼べるモデルが、こちらのGMTマスターII 126710GRNR。
黒×赤、黒×青ベゼルではなく、「グレー/ブラック」ベゼルを備えるオーソドックスな一本です。
シックなブラックダイアルに堅牢なオイスターケース。従来の印象はそのままに、よりスタイリッシュなデザインに進化しました。
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126710GRNRの特徴としては、24時間針にロレックスのコーポレートカラー、グリーンの彩色が施されていることです。ダイアルの「GMT-Master Ⅱ」もグリーン印字となっており、116710LNに近いデザイン性となっています。ブレスレットはオイスターとジュビリーの2種類がラインナップ。ベゼルカラーと合わせて116710LNと差別化が図られています。
搭載ムーブメントはパワーリザーブ約70時間を誇るCal.3285を搭載。こちらは現行青黒ベゼルや赤青ベゼルと同様です。
予想を大きく覆すモデルではありませんでしたが、今後大きな人気を博すことは間違いありません。
価格は、オイスターブレスで 1,540,000円 (税込）となります。
▼型番
Ref.126710GRNR
▼定価
1,540,000円(オイスターブレス)
▼文字盤
ブラック
▼素材
ステンレススティール
▼ケース径
直径40mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.3285 パワーリザーブ約70時間
ロレックス 2024年新作② ディープシー Ref.136668LB
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もう一つの目玉新作はディープシー 136668LBです。
3900m防水を備えるロレックス ディープシーで初となるイエローゴールド仕様のモデルが登場しました。ハイエンドダイバーズウォッチであることに加え、無骨なデザインを持つコレクションであることから、ディープシーの金無垢モデルは予想していた人が少なかったと思います。
今作ではブルーセラミックの60分目盛りセラクロムベゼルにパウダーイエローで「DEEPSEA」の名が刻まれたブルーラッカーダイアルを備えます。印象としては青サブの上位機種といったところでしょうか？
時計のスペックとしては基幹モデルである136660とほぼ同様となります。
ケースサイズは迫力ある44mm。ムーブメントには最新のスペックを備えるCal.3235が組み込まれています。
ただし、136668LBはリングロックシステム内の高性能圧縮リングのセラミック化が図られており、よりハイスペックな性能となっています。
万人受けするモデルとは言えませんが、海外での需要は高まりそうです。
▼型番
Ref.136668LB
▼定価
751万800円(税込)
▼文字盤
ブルー
▼素材
イエローゴールド
▼ケース径
直径44mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.3235 パワーリザーブ約70時間
ロレックス 2024年新作③ デイトナ Ref.126579RBR / 126589RBR
出典：https://www.rolex.com/ja/watches/new-watches
昨年時計市場を席巻したデイトナからもニューモデルがエントリー。今年は天然マザーオブパールをダイアルにあしらった宝飾モデルが発表されました。
今作は8つのダイヤモンドと3つのクロマライトアワーマーカーで飾られた華やかな存在感を放つタイムピースで、ベゼルには36個のブリリアントカット ダイヤモンドが配されています。
ラインナップはブラックマザーオブパールのダイアルとホワイトマザーオブパールのカウンターを備えたRef.126579RBRとホワイトマザーオブパールのダイアルとブラックマザーオブパールのカウンターを備えたRef.126589RBRの2種類。
定価はそれぞれ126579RBRが1010万3500円、126589RBRが885万8300円とまさに選ばれし者が身につける時計といったところです。
いずれのモデルも人気が出そうですが、パンダダイアルの雰囲気をもち、定価も100万円ほど安い126589RBRの方が買取需要が高まりそうな予感はします。
ムーブメントにはSS系126500LNと同じくCal.4131を搭載。見た目の美しさだけでなく、実用性においても申し分ないスペックを誇ります。
▼型番
Ref.126579RBR / 126589RBR
▼定価
1010万3500円(税込) / 885万8300円(税込)
▼文字盤
ブラックマザーオブパール / ホワイトマザーオブパール
▼素材
ホワイトゴールド
▼ケース径
直径40mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.4131 パワーリザーブ約72時間
ロレックス 2024年新作④ デイデイト Ref.228235 など
ロレックスの最高峰モデルとして長きにわたって愛され続けるデイデイト。
2024年新作としてはエバーローズゴールド / イエローゴールド /ホワイトゴールドの新作がコレクションに加わりました。
いずれのモデルもベゼルにはフルーテッドベゼルが採用され、高級感のある仕上がりとなっています。
ゴールド系とフルーテッドベゼルの組み合わせは非常に華やかであり、ラグジュアリーモデルの注目モデルとして、今後人気が高まっていくと思われます。
出典：https://www.rolex.com/ja/watches/new-watches
新作のラインナップとしては40mmモデルではエバーローズゴールド / スレートオンブレダイアル、ホワイトゴールド / ホワイトマザーオブパールダイアル。36mmではイエローゴールド / ホワイトラッカーダイアル、エバーローズゴールド / ブルーグリーンダイアルがエントリー。
特に独特な深みをもつスレートオンブレダイアルは個性があり、今後の資産価値高騰に期待が持てます。
なお、ムーブメントにはデイデイト専用 cal.3255を搭載。スペック自体は従来のモデルと変わりません。ブレスレットもお馴染みのプレジデントブレスレットが採用されています。
▼型番
Ref.228235
▼定価
–
▼文字盤
スレートオンブレ / ホワイトマザーオブパール / ホワイトラッカー / ブルーグリーン
▼素材
エバーローズゴールド / ホワイトゴールド / イエローゴールド
▼ケース径
直径40mm / 直径36mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.3255 パワーリザーブ約70時間
ロレックス 2024年新作⑤ スカイドゥエラー Ref.336935
典：https://www.rolex.com/ja/watches/new-watches
ロレックス初のコンプリケーションとして開発されたスカイドゥエラー。華やかなデザイン性と高い機能性を兼ね備え、最高峰の実用モデルとして愛されています。
Watches ＆ Wonders Geneve 2024においては昨年と同じく搭載ムーブメントを刷新した新作モデルがエントリー。エバーローズゴールドとイエローゴールドモデルのジュビリーブレスがコレクションに追加されました。
ダイアルバリエーションはスレート、チョコレート、ブルーグリーン、ホワイトなどがラインナップ。新作デイデイトと同じく、ブルーグリーンの相場がどのように動くか気になるところです。
従来のスカイドゥエラーと同様にジュビリーブレスレットには折りたたみ式オイスタークラスプが装備されており、イージーリンクコンフォートエクステンションリンクにより長さの微調整ができます。
完全新作ではなくバリエーション違いの新作となりましたが、スカイドゥエラーの人気は近年高まりを見せています。今作も高価買取が期待できるでしょう。
▼型番
Ref.336935
▼定価
748万2200円(税込)
▼文字盤
スレート、チョコレート、ブルーグリーン、ホワイト
▼素材
エバーローズゴールド
▼ケース径
直径42mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.9002 パワーリザーブ約72時間
ロレックス 2024年新作⑥ 1908｜Ref.52506
廃盤となったチェリーニに代わり、ドレスウォッチの新定番として登場した「パーペチュアル1908」。2024年新作においてはプラチナ×アイスブルーダイアルを備えるRef.52506がコレクションに加わりました。機能は時針・分針とスモールセコンドのみと非常にシンプル。ケースの外側にはコインエッジ、ミニッツトラックには波型のギョーシェ装飾、針にはブレゲ針を備え、クラシカルでエレガントな魅力溢れる一本に仕上がっています。
ムーブメントには1908のために開発されたキャリバー7140を搭載。耐磁性に優れたシリコン製シロキシ・ヘアスプリングを採用したハイスペックムーブメントです。
定価はプラチナ製であることもあり、4,370,300円(税込)と高価な価格設定となっています。
▼型番
Ref.52506
▼定価
4,370,300円(税込)
▼文字盤
アイスブルーダイアル
▼素材
プラチナ
▼ケース径
直径39mm
▼ムーブメント
自動巻き Cal.7140 パワーリザーブ約66時間
ロレックス 2024年ディスコンモデル① デイトナ ル・マン 126529LN
2024年の廃盤モデルの中で最も衝撃が走ったのは「デイトナ ル・マン 126529LN」のディスコンです。
ポールニューマンダイアルを彷彿させるレーシーなデザインをもち、『ル・マン100周年』を記念して2023年新作として発売された特別モデルが僅か1年で廃盤。おそらくロレックス史上最短の製造期間となりそうです。
現在においても1000万円を遥かに上回る実勢相場、買取相場となっている デイトナ ル・マン 126529LNですが、廃盤の決定により更なるプレミアモデルとなるのは間違いありません。
将来的に圧倒的な資産価値をもつモデルになることが予想され、数十年後には幻のレアモデルになることでしょう。
ロレックス 2024年ディスコンモデル② ヨットマスターII 全モデル
レガッタ・クロノグラフを備え、コレクションの中でも異彩な意匠をもつモデルとして人気を博したヨットマスターIIも2024年の廃盤モデルとなりました。
新型の発表が期待されていましたが、ミルガウスの時と同じく一転廃盤となることに。流通量減から相場が上昇傾向となっていましたが、廃盤が決まりさらに相場が高騰することになりそうです。
型番としては「Ref.116680」「Ref.116681」「Ref.116688」が廃盤となります。特にエバーローズゴールド×ステンレススティールのコンビモデル Ref.116681は資産価値の高騰が期待できます。
ロレックス 2024年ディスコンモデル③ デイトジャスト パームモチーフ文字盤、フルーテッドモチーフ文字盤
デイトジャストの新文字盤として追加されたパームモチーフ、フルーテッドモチーフが廃盤となりました。型番としては「Ref.126200｜オリーブグリーンパーム」「Ref.126201｜シルバーパーム」「Ref.126234｜ブライトブルーフルーテッド」「Ref.126231｜シルバーフルーテッド」「Ref.126203｜ゴールデンパーム」「Ref.126233｜ゴールデンフルーテッド」「Ref.126334｜ブルーフルーテッド」「Ref.126300｜ミントグリーンフルーテッド」「Ref.126301｜スレートフルーテッド」「Ref.126331｜シルバーフルーテッド」「Ref.126303｜ゴールデンフルーテッド」「Ref.126333｜ゴールデンフルーテッド」が廃盤となります。
いずれのモデルも製造期間が短かいため、今後価値の高騰が見込めます。
新作発表による買取価格の高騰に期待
毎年ロレックスの相場は新作発表後に高騰します。実勢相場の高騰に合わせ、買取価格も上がるため、時計の買取を希望されている方は、4月・5月が売り時と言えます。
特に2024年はGMTマスターの相場が大きく動きそうです。ただ、ゴールド系のエントリーが多かったため、昨年よりは変動幅が小さくなると予想されます。
ロレックスをお持ちの方は、市場の動向をチェックしながら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか？数ヶ月前よりも査定額が上がっている可能性もあります。
私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します！
プレミアバリュー 鑑定士並木
大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、買取・販売した商品は10万点以上。2021年、プレミアバリュー SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。
子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
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