2023.12.22
2023年 ロレックス査定ランキングTOP10！買取率大公開。一番損しない時計はどれだ！
資産価値の高い時計ブランドといえばロレックスが真っ先に浮かぶと思います。世界屈指のステータス性に他の追随を許さない抜群の知名度。販売需要のみならず買取需要においても圧倒的な数字を誇り、買取率は数ある時計ブランドの中でもダントツの1位です。
買取率とは、購入した金額に対する買取価格の割合のことを指し、買取率が高いほど購入時と売却時の価格差が少なくなります。買取率が高ければ高いほど資産価値に優れたモデルであることの証明となり、それと同時に損をしない時計であることを示します。
この記事ではREMIER VALUEの査定依頼数上位を基にロレックスの中で最も買取率が高いモデルを算出してみました。どのロレックスが一番損をしない時計なのか？この機会にぜひチェックしてみてください。
資産価値に優れるロレックス 10位 エクスプローラーII 16570
平均買取金額：¥779,688
平均売却金額：¥888,438
買取率：87.8%
買取率10位にランクインしたのはエクスプローラーII 16570。最新型の226570でも旧モデルの216570でもなく、5桁リファレンスの16570が10位に輝きました。実は今年度は5桁リファレンスの人気が高まっており、エクスプローラーII以外でも2世代以上前のモデルの需要が上がっています。
特にエクスプローラーII 16570は現行モデルよりも癖のないデザインであるため、販売需要、買取需要ともに大きく数字を伸ばしました。16570が発売されていた当時は現在よりもロレックスが安く買えた時代であるため、今売れば購入額より高値で売れることもあります。
資産価値に優れるロレックス 9位 サブマリーナ デイト 16610
平均買取金額：¥968,542
平均売却金額：¥1,080,104
買取率：89.7%
ロレックス サブマリーナは普遍的な価値を持つ名作中の名作です。
現行モデルだけでなく製造終了品にも需要があり、30年以上前に発売された5桁リファレンスも未だに人気があります。いずれのモデルも高価買取が期待できますが、特に注目したいのは「サブマリーナ デイト16610」です。現行モデルと遜色ないデザイン性を持ちながら、安価に買えることから販売需要が高まっています。その人気に合わせて買取件数も堅調に数字を伸ばしており、今年度においてはサブマリーナ屈指のリセールバリューを誇るモデルとなりました。
エクスプローラーと同じく、5桁リファレンスの人気を肌で感じます。
資産価値に優れるロレックス 8位 デイトジャスト 126234
平均買取金額：¥1,385,528
平均売却金額：¥1,501,721
買取率：92.3%
買取率8位はデイトジャストの人気モデル Ref.126234がランクイン。
デイトジャスト36 126234 はオイスタースチールにホワイトゴールド製フルーテッドベゼルを組み合わせたラグジュアリーなモデルです。上品な36mmケースサイズで製造され、デイトジャストらしい上質なエレガンスを堪能することができます。日常使いに適した36mmケースサイズであることも人気の秘訣で、ボーイズサイズであることから男性だけでなく女性からも支持を集めています。
41mmモデルの躍進が目立つデイトジャストですが、36mmモデルの人気も顕在です。実際にどちらのシリーズも買取率は大差ありません。
資産価値に優れるロレックス 7位 デイトナ 116500LN
平均買取金額：¥3,810,625
平均売却金額：¥4,123,773
買取率：92.4%
コスモグラフ デイトナの定番として圧倒的な人気を誇る116500LN。
ロングセラーとして愛された116520の後継機として誕生し、より端正に、より実用的に進化を遂げました。SS系デイトナとしては初の「セラクロムベゼル」搭載モデルであり、2016年〜2023年にかけてロレックスの顔として世界中から支持を集めました。
デザイン、精度、そしてステータス性。その全てに優れることから、資産価値はここ数年右肩上りで上昇しており、最新モデル126500LNが発売された今もなお、買取需要は衰え知らずです。
その人気を証明するかのように、今年度の買取率ランキングにおいても7位に輝いています。
資産価値に優れるロレックス 6位 デイトジャスト 126300
平均買取金額：¥1,151,200
平均売却金額：¥1,237,458
買取率：93.0%
デイトジャスト41 126300 はドーム型ベゼルをあしらったクラシカルな意匠を持つデイトジャストの新型モデルです。迫力ある41mm径オイスタースチールに色鮮やかなダイアルを配し、洗練されたシンプルさを演出します。ロレックス入門機としてだけでなく、サブ機としても需要が高まっており、実勢価格・買取価格ともに高騰傾向にあります。
126334と同じく発売当初から安定的なリセールバリューをキープしており、現在どのバリエーションも高値で取引されています。特に「ミントグリーン」は需要が高く、オイスターブレス、ジュビリーブレス、どちらもデイトジャスト屈指の人気を誇ります。
資産価値に優れるロレックス 5位 デイトジャスト 126334
平均買取金額：¥1,500,463
平均売却金額：¥1,607,415
買取率：93.3%
5位にはRef.126300に続き、デイトジャスト Ref.126334がランクイン。
デイトジャスト41 126334は近年急速に人気を高めているロレックスの注目モデルです。ドレスウォッチらしい上品なディティールに力強さが加わり、よりラグジュアリーな仕上がりとなっています。
定番カラーとしては「シルバー」「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「スレート」「ダークロジウム」「グレー」など。インデックスの種類は「バー」「ローマン」。ブレスレットとしては「オイスターブレス」と「ジュビリーブレス」の2種類が展開されており、ジュビリーブレスの方が10万円ほど高値で取引される傾向にあります。
発売当初から安定的な高相場となっており、デイトジャストの中で最も買取されたモデルとなりました。
資産価値に優れるロレックス 4位 サブマリーナ デイト 126610LN
平均買取金額：¥1,855,545
平均売却金額：¥1,981,912
買取率：93.6%
サブマリーナ デイトの現行モデル126610LN。
洗練されたデザイン性と最新スペックを備え、ロレックス屈指の人気モデルとして君臨しています。
長年サブマリーナの定番として愛されてきた116610LNの後継機だけあり、資産価値はシリーズ屈指。
中古、未使用問わず、高価買取が期待できます。
ケース径が116610LNよりも1mm大きい41mmであることも人気の秘訣で、ラグ幅も細くシャープになったことから従来のサブマリーナよりもスタイリッシュな印象を与えます。最新ムーブメント「Cal.3235」が搭載されていることから実用性にも定評があり、リセールバリューも抜群です。
買取率4位は誰が見ても納得の結果と言えるでしょう。
資産価値に優れるロレックス 3位 サブマリーナ デイト 126610LV
平均買取金額：¥2,147,174
平均売却金額：¥2,283,541
買取率：94.0%
TOP3最初の一本はグリーンサブ待望の新作として2020年に発表された126610LV。
特徴的なグリーンセラクロムベゼルとシックなブラックダイアルを持ち、ロレックス屈指の人気作として注目を集めています。ステンレス製モデルでありながらもロレゾール系よりも高めの相場設定となっており、国内だけに留まらず海外からの人気も高い一本です。
旧グリーンサブ116610LVよりも落ち着いたデザインを持つことから、ビジネスウォッチとしても高い評価を得ており、発売から3年が経過した今も買取需要が尽きません。
グリーンサブはもともと製造数が少ないため、今後大きく価値が下落することはないでしょう。
資産価値に優れるロレックス 2位 GMTマスターII 126710BLNR
平均買取金額：¥2,151,750
平均売却金額：¥2,250,743
買取率：95.6%
買取率2位はGMTマスターIIの現行青黒ベゼルとして幅広い層から支持される126710BLNR。スタイリッシュなデザインと確かな実用性から買取需要が高まりました。
126710BLNRの買取相場は発売当初180万円前後で推移を始め、2021年に200万円前後まで高騰。その後も安定的に買取価格を伸ばし、一時は250〜300万円前後まで相場が上がりました。
現在は落ち着いた相場となっていますが、それでもリセールバリューは凄まじい数字です。
なお、126710BLNRはジュビリーブレスが標準装備でしたが、2021年にオイスターブレスが復活。同じ型番で2種類のブレスレットが選べるようになりました。
これによりオイスターブレスを選ぶために敢えて116710BLNRを選ばれていた方も126710BLNRを購入するようになり、相対的に買取相場が上がっています。
資産価値に優れるロレックス 1位 デイトナ 116520
平均買取金額：¥2,870,000
平均売却金額：¥2,719,895
買取率：105.5%
2023年度の買取率No.1モデルに輝いたのはデイトナ 116520です。
スタイリッシュなデザイン性と高い実用性を誇り、ロレックスの顔として時計界を牽引している人気コレクション デイトナ。資産価値の高騰が著しく、世代を問わずどのモデルも抜群のリセールバリューを誇ります。パンダダイヤル仕様の現行モデル「116500LN」がどうしても注目されますが、2世代前のモデル「116520」も需要が高く、こちらも買取価格を大きく伸ばしました。
2023年度においてはロレックス唯一の買取率100%越えモデルとなっており、その人気の高さが伺えます。
ロレックスの資産価値は高値をキープしている
この記事ではPREMIER VALUEの査定依頼数上位をベースに、それぞれの時計の平均買取金額、平均売却金額、買取率を掲載しました。
驚くべきは買取率の高さです。トップ10のうち8モデルは買取率90％を超えており、中には100%を超えるモデルも存在しました。
これ程までに高い資産価値・リセールバリューを誇るブランドは他になく、ロレックスがいかに世界中で愛されているか分かります。
素晴らしい時計ブランドは幾つもありますが、「損をしない」「買って得する」ブランドとしてはロレックスの右に出る者はいません。ステータス性も踏まえ、ロレックスの資産価値は今度も高水準をキープすることでしょう。
この記事ではロレックス人気モデルの平均買取金額、平均売却金額、買取率を掲載しました。最後にロレックス買取に関するよくある質問を掲載します。
ロレックスを高価買取してもらう方法は？
一括査定サービスの利用がおすすめです。PREMIRE VALUEのロレックス専門一括査定なら、最大60社から見積もりをとれます。ロレックスの専門家が価格交渉をサポートしますので、高額買取が簡単に実現できます。
ロレックスの買取相場はどのように決まっている？
ロレックスの買取相場は時計業界向けオークションの価格を基準に、各店舗の鑑定士が価格を決めています。横の繋がりが強い業界であるため、市場価格から乖離した買取査定金額を設定することはありません。過去実績の詳細については、ロレックスの買取実績をご覧ください。
買取価格アップするためのコツは？
ロレックスの高価買取を実現するためには、「購入時の付属品の保管」「コンディションの管理」「需要の高まるタイミングの確認」を意識することが重要です。リセールを視野に入れている場合は、購入時から上記を視野に入れ、時計を大切に扱いましょう。
私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します！
プレミアバリュー 鑑定士並木
大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、買取・販売した商品は10万点以上。2021年、プレミアバリュー SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。
子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
そうした中で私どもができること。それは、売りたい方から必要とされている方への大切な橋渡し。
新たなオーナー様の喜んで頂いているお顔を思い浮かべ、お品物を大切に扱い、笑顔の連鎖ができるように関わる全ての方へ感謝の気持ちで接する。
単なるブランドショップではなく、リユース・ブランド品販売を通じて社会貢献もできるよう志を持ち、日々鑑定しております。
