2021.3.31

古いルイヴィトンは買い取ってもらえる?買取相場を徹底調査

前説ルイヴィトンは同名のスーツケース職人により立ち上げられたブランドで、当初はトランクケースの販売が主でしたが、徐々に評判を呼び、今では世界的なファッションブランドとして知られるようになりました。 老若男女問わず人気が高く、すでにブランドとしての歴史も100年を超えていることから古いルイヴィトンも日本国内では広く流通しています。 なかにはボロボロな状態のルイヴィトンが手元にあり、その扱いに頭を悩ませている方もいるかもしれません。 本記事ではご自宅に眠る古くて状態の悪いルイヴィトンでも買い取ってもらえる理由、古いルイヴィトンの買取相場についてご紹介していきます。

この記事を読んでわかること

古いルイヴィトンでも買取はしてもらえるのか

古いルイヴィトンの買取相場

なるべく高く買ってもらうためのポイント

1.ルイヴィトンについて

ルイヴィトンと聞いて、まずブランド名のイニシャルをモチーフとしたモノグラムのパターンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 トランクケースをはじめ、バッグ、財布などさまざまなアイテムに採用されており、これはブランドの創業当初から多くのファンに支持されています。 日本では1978年に初めて国内専売店が誕生しました。 今では全国各地にその店舗が増え、人気のハイブランドとしてはもちろんファッションブランドとして、新作にも注目が集まっています。 また、ルイヴィトンでは何年、何十年にも渡って使用できる質のいいアイテムを展開していることも特徴のひとつです。 そこで年季の入ったルイヴィトンのアイテムが手元にある、ご家族などから譲り受けたという方もいるかもしれません。

2.ルイヴィトンが古くても買い取ってもらいやすい理由

一般論として、ブランド品買取は状態がいいもの・新品に近いものの方が高く売れるというものがあります。 しかしルイヴィトンに関してはその限りではなく、実は古く状態がよくなくても高値で買い取ってもらえる場合も。 ルイヴィトンが古くても買い取ってもらいやすい理由について、ここで3つ解説します。

2-1.ブランドの需要が高いため

ルイヴィトンは国内での知名度も高く「ハイブランドといえばルイヴィトン」とすぐに思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 また国内に専売店も多いことからブランドとしての需要が高く「古くてもルイヴィトンのアイテムがほしい」と考える方が多いです。 ルイヴィトン定番のモノグラム柄もその人気は高く、中古市場でもルイヴィトンは特に人気の高いブランドの代表格にもなっています。 老若男女問わず使いやすいという点もその理由のひとつです。

2-2.品質が高く長く使いやすいため

ルイヴィトンは旅行用トランクの専門店として創業したこともあり、長く使えること・丈夫なことに重きを置いてさまざまなアイテムを発表しています。 現在主流になっているバッグや財布なども、デザイン性だけでなく品質の高さや実用性を重視したものが多く、大切に扱えば何十年にも渡って使い続けることも可能です。 そのため、何十年も前のルイヴィトンだとしても実用面に関しては問題がなく、製造年についてはあまり重視されないことも買い取ってもらいやすい理由になっています。

2-3.中古でしか手に入らないデザインが多いため

現在はファッションブランドとして知られているルイヴィトンでは、シーズンに合わせて続々と新たなコレクションが発表されています。 古いコレクションのものは製造が中止されているものも多く、今や正規店では手に入らないとても貴重なアイテムも存在します。 特にルイヴィトンはコレクターが多く、正規ではもう手に入らないアイテムはとても希少価値が高く、プレミアがついたものも。 コレクター人気の高いプレミアアイテムは、その状態に関わらず需要が高く、古くボロボロだったとしても買い手が付きやすいです。

3.中古のルイヴィトンの相場は?

ルイヴィトンの中古相場はそのアイテムによりさまざまで、ものによって買取相場は大きく変わります。 もちろん状態が良ければ良いほど買取金額は上がっていきますが、一般的には綺麗な状態のルイヴィトンの買取相場で正規価格のおよそ70〜80%ほどが多いです。 ですが人気の高いアイテムについてはその域を出て、正規価格の90%、なかには正規価格以上で買い取ってもらえるものも存在します。

3-1.中古でも高値買取されやすいライン

中古でも高価買取されやすいものの条件として、以下のようなものが挙げられます。
  • ・流行に捉われず使える定番のもの
  • ・年齢・性別問わず使いやすいデザインのもの
  • ・現在は製造されておらず正規店では購入できないもの
この3つの条件に当てはめてルイヴィトンの人気ラインについて見ていきましょう。
  • ・モノグラム
  • ・ダミエ
  • ・ダミエアズール
  • ・モノグラムローズ(限定)
  • ・モノグラムグラフィティ(限定)
以上のように、定番であまり使う人を選ばないラインのものをはじめ、限定ラインにも需要があり高値買取してもらいやすいものが多く存在します。 これらのラインは古くても高値で買い取ってもらえる可能性が高いので、手元にある方はぜひ買取を検討してみてください。

4.古いルイヴィトンの価格相場

ルイヴィトンのアイテムはブランドの創業から今まで、100年以上に渡ってさまざまなアイテムが発表されてきました。 ここでは、ルイヴィトンに関する未使用品での買取相場を紹介します。 (※当社調べ)
写真 N53000 N41358 M69442
シリーズ ダミエ・エベヌ モノグラム マルチカラー モノグラム
型番 クロワゼットN53000 ネヴァーフルMM41358 プティットサックプラM69442
商品状態 未使用品 未使用品 未使用品
買取相場 100,000円~130,000円 110,000円~140,000円 100,000円~133,000円

5.古いルイヴィトンの買取、見られるポイントは?

古いルイヴィトンを買取に出す際は、状態についてしっかりと見られます。 そして状態が悪ければそれだけ買取金額にも影響が出る場合もあるので、どんな部分が買取金額に響くのか、しっかりと理解しておきましょう。 ここでは古いルイヴィトンが買取の際に見られるポイントについて解説いたします。

5-1.シミ

長年実際にアイテムを使っていると、うっかりシミを作ってしまう場合もあります。 目立ちやすい、外側からわかりやすいシミについては大きく買取金額が下がってしまう可能性があるので、シミがないかどうかしっかりとチェックしておきましょう。

5-2.擦れ

ルイヴィトンは丈夫さでも支持されているブランドではありますが、長年使っているとレザーの表面や角に擦れが出る場合もあります。 擦れについても目立つものであればあるほど買取金額に大きく響いてしまうので、大切に扱うことはとても大切です。

5-3.金具部分のサビ

古いルイヴィトンだと金具部分の加工がはげて錆びてしまったものも存在します。 金属のサビを自力で取り除く方法は存在しますが、サビ取りが原因で金具や金具周辺のレザーを傷めてしまうとさらに買取金額が下がってしまう可能性も。 家庭用のサビ取りを活用してサビを落としてから買取に出すのも良いですが、その際は慎重におこなってアイテムを傷つけないようにしましょう。

5-4.ベタつき

年季の入ったルイヴィトンは湿気や手垢が溜まってベタついてしまう場合もあります。 ベタつかないように通気性のいいところに保管しておくことが日頃からできる防止策ではありますが、このベタつきは重曹などを使って取り除くこともできます。 しかし、自分でお手入れをしようとした結果レザーを傷めてしまう可能性があるので、優しく扱うことが大切です。

5-5.ファスナーやストラップなどの損傷

長年ルイヴィトンを実際に使っていると、ファスナーやストラップなどが経年劣化により損傷してしまいます。 ファスナーの噛み合わせが悪くなっていないかどうか、ストラップの取り付けが悪くなっていないかどうか確認しておきましょう。

6.なるべく高く売るには?

古いルイヴィトンには、それだけ自分やご家族の思い出が詰まっていることでしょう。 そんなルイヴィトンを買取に出すのであれば、できるだけ高く買い取ってもらいたいと思うもの。 ここでは、ルイヴィトンをなるべく高く売るためのポイントについてご覧ください。

6-1.付属品をそろえる

古くても付属品が多く新品に近い状態であれば、買取金額は上がります。 特に現在は製造されていない、コレクター人気の高いルイヴィトンだった場合は付属品がそろっていることで買取金額が跳ね上がる場合も。 付属品は必ず捨てずに残しておくことはもちろん、付属品に心当たりがある場合は探して一緒に買取に出すことをおすすめします。

6-2.シミや汚れをとる

家庭で取れるシミや汚れは買取後の掃除でも取り除くことは可能ですが、当然手間とコストが掛かります。 そこで買取に出す前に可能な限りシミや汚れを取っておけば、その分業者の手間がなくなり買取金額に還元してもらえます。 だからといって無理に取ろうとしてルイヴィトンを傷つけてしまわないよう、シミや汚れを取るときは慎重におこないましょう。

6-3.丁寧な保管・メンテナンス

日頃からルイヴィトンの劣化を防ぐため、丁寧な保管と定期的なメンテナンスを怠らないことも大切です。 ルイヴィトンはレザー製のものが多く、レザーは使用していなくても保管状態が悪ければ劣化してしまう可能性があります。 通気性・湿度に注目して保管場所を考えることに加え、こまめにメンテナンスが必要な箇所がないかチェックすることをおすすめします。

6-4.シーズンを見極める

同じルイヴィトン・同じ買取専門店でも、実はシーズンによって買取金額は異なります。 ルイヴィトンの場合、バッグや財布などの定番商品は季節を問わず人気があるのでいつ買取に出しても大きな変化はありません。 ですがファッションアイテムの場合は、それを実際に着けられるシーズンの手前に販売するとすぐに買い手が付きやすく、重宝されるので買取金額も上げてもらえます。 アクセサリーについてはプレゼントとしての需要も高く、クリスマス前のシーズンに買取金額が上がりやすいです。

 6-5 流行・話題性を調べる

流行や話題はどんどん移り変わっており、その流行に合わせて中古市場でも買取相場は変わるものです。 例えば影響力のある著名人が同じモデルのものを使用していた場合、それが話題となり同じモデルのものが買取市場でも価格が高騰する可能性があります。 また手持ちのモデルやシリーズが製造中止になったり、正規店での取り扱いがなくなったあとも中古での需要が高まり、買取金額は上がることでしょう。

7.どこで売るのがおすすめ?

古いルイヴィトンは安定して高値買取してもらえますが、買取方法にはさまざまなものがあります。 それぞれの買取方法にメリットデメリットがあるのでそちらも合わせてご覧ください。

7-1.店頭買取

お近くの買取専門店などに持ち込み鑑定士に査定してもらう店頭買取は定番です。 その場で査定額を教えてもらうことができ、特に古いルイヴィトンの場合どのような部分が買取金額にどう影響したのかを対面で説明してもらえるメリットがあります。 ですがデメリットとして、実際に店舗にルイヴィトンを持ち込む必要があるので時間と手間がかかる場合もあります。

7-2.出張買取

手元に古いルイヴィトンやその他買取を希望するアイテムが複数あり、自力で持っていくのは手間な場合は鑑定士に来てもらえる出張買取もおすすめです。 メリットは自分で買取を希望するものを運ぶ手間がないことで、こちらも対面で買取金額について説明を受けることもできます。 デメリットとしては鑑定士が自宅に来ることで、自宅に他人を上げることに抵抗がある方にはあまりおすすめできません。

7-3.宅配買取

自分でルイヴィトンを梱包して買取専門店に送って査定してもらえる宅配買取は、近くに買取専門店がない方でも利用しやすいです メリットは場所に限らず古いルイヴィトンを高価買取・強化買取している業者を利用できること。 ですがデメリットとして、ルイヴィトンを傷つけないよう自分で丁寧に梱包して送る必要があります。

7-4.事前査定(WEB・LINEなど)

WEBやLINEでまず手元のルイヴィトンの写真を送り、事前に見積もり査定をお願いできる方法もあります。 写真を送るだけなのでスマホひとつで簡単に査定をお願いでき、複数の業者に査定してもらい比較できることもメリットです。 一方でデメリットとして、あくまでも写真だけでの査定金額なので実際に買取に出したとき、写真ではわからなかった劣化により査定金額がダウンしてしまうことが挙げられます。

7-5.一括査定

古いルイヴィトンの買取金額は業者により差が出やすいので、一括査定をして複数の買取業者の買取金額を比較検討するのもおすすめです。 一括査定のメリットは一度の査定依頼で複数の買取業者の買取金額を知ることができることにあります。 しかし一括査定をお願いすると買取業者などからの営業電話がしつこく、買取金額が出揃うまで数日が掛かる場合もあることなどデメリットも。 Premiere Valueの一括査定の場合、営業電話は一切ありませんので、以上のデメリットに頭を悩ませることなく一括査定をお願いできます。

8.まずは一括査定サイトのPREMIER VALUEをぜひ

ルイヴィトンは古い歴史を持つ世界的にも有名なファッションブランドです。 モノグラムをはじめとしたアイテムはトレンドに左右されず常に需要が高く、古く状態が良くなくても高値で買い取ってもらえます。 古いルイヴィトンの買取を考えている方は、ぜひPREMIER VALUEで一括査定をお願いしてみてください。

私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します!

鑑定士 並木

PREMIER VALUE 鑑定士並木

大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、査定・販売した商品は10万点以上。2021年、PREMIER VALUE SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。

子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
そうした中で私どもができること。それは、売りたい方から必要とされている方への大切な橋渡し。
新たなオーナー様の喜んで頂いているお顔を思い浮かべ、お品物を大切に扱い、笑顔の連鎖ができるように関わる全ての方へ感謝の気持ちで接する。
単なるブランドショップではなく、リユース・ブランド品販売を通じて社会貢献もできるよう志を持ち、日々鑑定しております。

最高買取価格実現します

ブランド、商品毎に高額買取をしてくれる専門店は異なります。
プレミアバリューでは、専任のプロが各専門店と交渉を行い
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