2022.1.3

ロレックスの高騰はいつまで？価格が高騰しているモデルはどのモデル？一括査定会社が一挙公開！

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前説高騰を続けるロレックス市場はさらに過熱しています。 流石にここまで高騰してしまうと手を出しづらくなってしまいますし、今後の状況が見えない中ではロレックスを売るにも買うにも二の足を踏んでしまいます。 本記事ではいつまでロレックスの高騰が続くか分析し、 今だからこそ注目すべきロレックスの製品について紹介していきます。

1.【ロレックス 価格】なぜロレックスの価格が高騰しているのか

2020～2021年のロレックスの相場はまたしても高騰し続けました。 2020年5月ごろには一度下落したもののV字の回復を見せ、その勢いのまま現在まで高騰の流れが続いています。

何故ロレックスの相場はこのような高騰が続いているのか。
様々な要因が挙げられますが、我々全員に関わる事柄として世界規模の新型コロナウイルスの流行が挙げられます。

世界中の人と物の移動に制限が掛かる中、ロレックスもまた苦戦を強いられており、その影響が相場の異様な高騰の遠因になっているのです。 そのため、ロレックスの高騰についてはコロナウイルスの終息が大きなカギになるでしょう。

1-1.ロレックスの価格が高騰している理由ズバリ！コロナウイルスの影響

コロナウイルスの影響で相場が上がるというのは一見理屈に合わない気がしますよね。
普通、物の行き来が難しくなるとそれだけ商品が売れなくなりますから相場も下がっていくように思えます。 しかし、難しくなるのは商品の行き来だけではありません。
送り出す商品を作るための工場の稼働も難しくなってしまうのです。

ロレックスが工場を置くスイスでもそれは同じでした。
2020年3月、スイス政府はコロナウイルス対策のために非常事態宣言を発令。 人の行き来が制限され、ロレックスも工場を閉鎖せざるを得ませんでした。

この時の非常事態宣言は1月半続き、その間世界中に届けられるはずだったロレックスの製品供給は完全にストップしていたのです。

また、この時期も悪くコロナウイルス流行以前、2019年の時計業界は絶好調でした。
世界に向けた需要を急激に伸ばしており、コロナウイルスによる減産はその矢先の出来事だったのです。

その結果起きたのが、世界規模の“ロレックス不足”です。
ごく単純な話で、需要に対して供給が少なければ価格は上がり続けていきます。
異常なまでのロレックスの高騰は記録的な品薄が遠因となっているのです。

1-2.ロレックスの価格の高騰はいつ解決する？

ロレックスの減産による品薄さえ解消すれば、徐々に相場は落ち着いていくと予想されます。
しかし、それがいつになるかを言い当てられる人は誰もいないでしょう。
2021年4月現在、ヨーロッパではコロナウイルスの猛威が吹き荒れており、ロレックス本社のあるスイスでも一日に千人規模の罹患者が現れています。

スイス政府は夏までに希望者全員へのワクチン接種を目指すと宣言していますが、世界規模の未曽有の事態ですから、楽観視はできません。 少なくともまだまだこの高騰は続くのではないかというのが私の予想です。

しかし、だからと言ってそれまでじっと我慢し続ける必要はありません。
ロレックスの販売相場の高騰と共に、買取相場も急上昇を遂げているのです。

ロレックスからの供給がなく仕入れに難航している並行店は、とにかく商品を求めて買取に力を入れています。 そのため、今のロレックス市場は売り手有利の市場になっているのです。

有力な商品を入手するため、泣く泣く普段より高額での買取を行うショップも現れています。 ディーラーには悪いですが、個人のユーザーからすればこれは大きな利益を得るチャンスでもあります！

ここからは、特に高額の買取となるロレックスの商品を紹介していきます。
手元にあるロレックスの商品、実は手に入れた時の価格よりも高く売却できるお宝かもしれません。 高額買取で資金を得て、相場が落ち着いたころの軍資金に当てていただければと思います。

2.【ロレックス 価格】ロレックス高額買取価格商品早見表！

(※当社調べ)

2-1.コスモグラフ　デイトナ 116500LN

ロレックスのフラグシップ、デイトナの最新モデルはやはり外せません。 様々な買取サイトで特別買取価格商品として打ち出されており、人気の高さが伺えます。
リセールバリューの高さから投機商品としての人気もありコロナウイルスの流行による世界的な不況から、従来の時計ファンや投資家以外にも一般層からも買い求められているため、品薄に一層拍車が掛かっています。

現行モデルであるため、時折正規店に仕入れられることもあります。
そのチャンスを狙ってロレックス正規店を定期的に訪れる所謂“デイトナマラソン”を繰り返しているユーザーも存在しますが入手報告は少なく、それも「手に入れるまで1年以上掛かった」などその難易度が伺えます。

文字盤のカラーバリエーションにホワイトとブラックがありますが、ホワイトの人気が高く10万円ほど高めに取引されています。

2-2.コスモグラフ　デイトナ116506

デイトナ誕生50周年を記念した本モデルは流通数も少なく、殆どのショップで売り切れが続いています。デイトナ史上初となるプラチナモデルに専用のブルーダイヤルを組み合わせた豪華全点主義。スポーツモデルでありながらラグジュアリーな雰囲気もマッチするデイトナらしい記念モデルです。

生産量自体が少ないモデルなのである程度の高騰は予想されていましたが、2021年を迎えても高騰の勢いは止まらず、市場では殆ど見かけられません。 これは「高くても買いたい」というユーザーが多いということを示しており、流通量の枯渇からさらなる高騰が予測されます。

2-3.GMTマスターII 126710BLRO

人気モデルGMTマスターIIの買取価格も右肩上がりに高騰しています。 特に“ペプシ”カラーの本モデルは他のGMTマスターIIよりも一段上の価格で買取が行われています。前モデルから変更されたジュビリーブレスレットはラグジュアリーなデザインだけでなく、堅牢さとフィット感に優れる人気のブレスレット。
2か国の時間を同時に表示出来るGMT機能を搭載しているため、トラベルウォッチとして世界的な人気を誇っています。

2018年の発売当初には270万円近いプレミア価格で販売されていましたが、現在は220万円ほどの価格に落ち着いています。 それでもデイトナに次ぐ高額買取商品には違いありませんが、流通量が増えるにしたがって買取価格も下がっていくことが予想されるため、手放すなら今が良い時期かもしれません。

2-4.GMTマスターII 126710BLNR

上記のGMTマスターII 126710BLROのカラーバリエーションとなるモデル。青と黒の2色を組み合わせたモデルは通称“バットマン”と呼ばれます。“ペプシ”よりもスタイリッシュな印象があり、GMT機能と合わせて世界中を飛び回るビジネスパーソンにも人気のモデルです。象徴的でキャッチ―な“ペプシ”と比べると抑えめですが高額買取として扱われています。

発売当初こそ品薄が続いていましたが、流通量が増えるにしたがって普通に買えるモデルになってきました。 ロレックス全体の高騰の流れに押されて相場は上がり続けていますが、徐々に安定していくと予想されており、売手有利な今の相場のうちがチャンスかもしれません。

2-5.サブマリーナ 116610LN

黒いベゼルにブラックの文字盤を組み合わせた通称“黒サブ”
新型のムーブメントを搭載した次世代モデルが昨年登場しましたが、生産終了した本モデルの方が流通量が多いためか、未だこちらも多く取り扱われています。

2020年の新作発表をきっかけに、旧モデルへの注目と相場は大きく跳ね上がりました。 買取価格も右肩上がりに上昇しており、今後も市場で見かけることは多くなりそうです。 しかしながら流通量自体は確実に減っていくため、今と同じ相場で見かけることは少なくなることでしょう。 売却を検討中なら少し待ってからの方がいいかもしれません。

※サブマリーナーの買取実績はコチラ

2-6.エクスプローラーI 214270

ロレックスのスポーツモデル、エクスプローラーはその代表的シリーズです。
シンプルかつ堅牢な設計は完成度が高く、多くの支持を得ています。
エクスプローラーには新モデル登場の噂が囁かれており、本モデルは生産終了の可能性が高く、買取価格が急騰中。 元々手の出しやすい価格設定のモデルであったため、まさにお宝的モデルとなっています。

エクスプローラーも人気の高いモデルのため、正規店での購入が難しい商品です。
幸い流通量が多いためか常に中古市場にはある印象、しかし今後の需要によっては入手の難しいモデルになっていく可能性は高いと言えます。

2-7.シードゥエラー126660

2018年に登場した本モデルはシードゥエラーの10年ぶりの新作だったため、大きく注目されました。外見上の大きな変化はありませんが、ムーブメントが更新されリザーブ時間が70時間に延長されています。文字盤の特有のカラーは人気が高く買取相場が高騰している一本です。

2-8.スカイドゥエラー326934

ロレックス史上もっとも複雑と言われる機構を搭載したコンプリケーションモデル。 機構の複雑さにもかかわらず、リューズ一本でアニュアルカレンダーを操作出来るというロレックスの技術力を高さが伺える驚きの一本。 元々ハイエンドモデルという位置づけだったため、長らく金無垢モデルのみのラインナップでしたが、2017年にベゼル以外ステンレススチールの本モデルが登場したことで注目があつまりました。 とりわけ評価が高かったのがブルーの文字盤のモデル。 デイトナやGMTといった人気モデルの高騰についていけずマイナーモデルに流れ始めていたユーザーの目に留まり、本モデルの相場は一挙に高騰しました。

現在、ブルーの文字盤は非常に希少性が高く、市場に出回る可能性はデイトナやGMT並という話も。 今後のさらなる高騰が期待されるポテンシャルの高い一本です。

2-9.ミルガウス116400GV

耐磁性を意識した異色のモデル。
初代が生産された当時、そのコンセプトは先進的過ぎたために理解されなかったが、2007に復活した際はその先進的な設計と優れたデザイン性を高く評価された一本。このモデルもムーブメントの刷新と新モデルの登場を噂されており、元の相場より遥かに高い買取価格で取引されています。

3.【ロレックス 価格】高騰する買取市場でお得な取引を

ロレックスの買取市場は現在高騰を続けており、人気のモデルはもちろんのこと、他のマイナーな立ち位置のモデルまで高値で買取が行われています。 いつまでも続く高騰は困ったものですが、こと買取に関してはユーザーの有利にも働きます。 高値の付きやすい環境が出来上がっていますから、しっかりと相場を見極めれば納得の価格で売却出来るでしょう。

その際、大きな助けとなるのが一括査定サービスです。 ロレックス鑑定の専門家が、あなたの替わりにショップと交渉し最大限の利益が得られるよう尽力してくれます。

買取で大きな利益を出しやすい今の相場だからこそ、買取のプロフェッショナルの力を借りてみてはいかがでしょうか。

私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します！

PREMIER VALUE 鑑定士並木

大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、査定・販売した商品は10万点以上。2021年、PREMIER VALUE SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。

子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
そうした中で私どもができること。それは、売りたい方から必要とされている方への大切な橋渡し。
新たなオーナー様の喜んで頂いているお顔を思い浮かべ、お品物を大切に扱い、笑顔の連鎖ができるように関わる全ての方へ感謝の気持ちで接する。
単なるブランドショップではなく、リユース・ブランド品販売を通じて社会貢献もできるよう志を持ち、日々鑑定しております。