2026.7.1
ロレックスの中古市場は、コロナ禍を経た2021〜2022年にかつてないほどの高騰を見せた後、ここ数年は徐々に落ち着き始めています。
現在の相場はどのような状況にあるのか、最新の動向を踏まえながら解説していきます。
ロレックスの中古市場価格は、2022年3月頃を境に下落傾向へと転じました。
例えば、デイトナやGMTマスターIIといった人気モデルは、ピーク時と比較して20〜40%程度価格が下落し、世界的なインフレや景気の冷え込み、富裕層の購買意欲の低下などもあいまって、2024年頃にかけて下落傾向を見せながら推移しました。
値下がりしているという声がある一方で、市場関係者の間では「暴落」という表現には懐疑的な見方もあります。
2020〜2022年にかけてのロレックスの価格高騰は、コロナ禍における生産量の減少や富裕層への資産集中、転売目的の購入増加など、特殊な要因が重なった結果でした。
現在の価格水準はコロナ前と比較してもまだ高い水準にあるため、見方によっては「異常な高騰が正常化した」という解釈もできるかもしれません。
2025年に入ると、ロレックスの中古相場は下落に歯止めがかかり、一部モデルでは緩やかな回復の兆しが見られます。
特に希少性の高い人気モデルや限定モデルを中心に買い戻しの動きが強まっており、市場全体としても底打ちしたとみる専門家が増えています。
2026年現在も緩やかな上昇傾向が続いており、相場の安定感が増してきています。
ここからは、ロレックスが値下がり・暴落した理由について詳しく解説していきます。
コロナ禍の初期こそ「巣ごもり消費」や「資産保全」の観点からロレックスの需要は高まりました。
しかし、その後の世界的なインフレ進行や金融引き締めによって、消費者心理は大きく変化しました。
特に欧米や中国を中心に富裕層・中間層ともに高額消費を控える動きが広がり、高級時計への需要が全体的に落ち込んだことが価格下落の一因として挙げられます。
ロレックスの一大消費市場である中国では、不動産バブルの崩壊や景気減速を背景に、富裕層が保有資産を現金化する動きが活発化しました。
その結果、中古市場へのロレックス流入量が急増し、需給バランスが崩れて価格が押し下げられることとなりました。
さらに、香港や中国本土の並行輸入業者を通じた売却も相次いだことで、アジア全体の中古相場にも影響を与えました。
ロレックスは2023年より、正規販売店で「認定中古(CPO)プログラム」をスタートさせました。
このプログラムにより、正規店でも中古品が一定の品質保証付きで購入できるようになったことで、従来の並行輸入業者や中古時計店との価格競争が生じるようになりました。
信頼性の高い中古品が市場に増えたことが、全体的な中古価格の抑制につながっています。
ロレックスはここ数年で製造体制の拡充を進めており、新工場の建設や生産能力の増強が報じられています。
これまでロレックスの価格が高騰してきた背景のひとつには「慢性的な供給不足」がありました。
しかし、将来的に供給量が増加するとの観測が市場に広まり、希少性の低下が見込まれることで相場が押し下げられた可能性があります。
ロレックス相場は一時的に下落したものの、世界的な需要やブランド価値の高さから、中長期では回復を期待する声もあります。
ここからは、ロレックスの値下がり・暴落が一時的である可能性が高い理由について解説します。
世界経済は緩やかな回復軌道に乗りつつあり、それに伴って高級品消費も持ち直しの動きを見せています。
特にアメリカや中東、東南アジアでは富裕層の購買意欲が戻りつつあり、高級時計市場全体として需要が安定してきています。
ロレックスはその中でも特に人気の高いブランドであり、需要回復の恩恵を最も受けやすいポジションにあるといえます。
ロレックスは100年以上にわたって培ってきたブランドの信頼性と、自社一貫製造による高い品質で、世界中に熱烈なファンを持っています。
景気の波に左右されることなく需要が下支えされる圧倒的なブランド力は、他の高級時計ブランドと比較しても際立っており、長期的な資産価値の維持にもつながっています。
そのため、今回のような一時的な市場の冷え込みがあっても、ロレックスへの根本的な需要が消えることはないでしょう。
ロレックスの数あるモデルの中でも、特に値下がりしにくく資産価値を保ちやすいとされるモデルがいくつかあります。ここからは、ロレックスで値下がりしにくいモデルを紹介します。
| ロレックス コスモグラフ デイトナ |
| ロレックス サブマリーナー |
| ロレックス GMTマスター |
| ロレックス エクスプローラー |
| ロレックス シードゥエラー |
| ロレックス デイデイト |
ロレックスの中で特に人気の高いスポーツモデルのひとつで、ロレックスで唯一のクロノグラフモデルです。
正規店での入手難易度が極めて高いため希少性が維持されやすく、中古市場でも常に高い需要があります。
ポールニューマンダイヤルなどのヴィンテージモデルはコレクターズアイテムとしても評価が高く、高値で取引されている代表的なモデルのひとつです。
ダイバーズウォッチの代名詞的存在であるサブマリーナーは、幅広いシーンで着用しやすいデザインが世界中で支持されています。
定番モデルゆえにコレクターだけでなく一般ユーザーからの需要も高く、相場が比較的安定したモデルです。
デイトありとデイトなしの2ラインがあり、どちらも根強い人気を誇っています。
パイロットウォッチとしての機能性と、ツートーンのカラフルなベゼルデザインで人気を集めるGMTマスターは、スポーツモデルの中で特に値下がりしにくいモデルとして知られています。
ペプシ(青×赤)やバットマン(青×黒)と呼ばれるモデルは入手困難が続いており、希少価値が価格を下支えしています。
シンプルで洗練されたデザインのエクスプローラーは、派手さはないものの長年にわたって安定した人気を誇るモデルです。
実用性の高さとロレックスらしい堅牢性を兼ね備えており、ビジネスシーンでも使いやすいことから幅広い層に支持されています。
大きな値崩れが起きにくいモデルのひとつであるため、長期保有にも適しているでしょう。
プロダイバー向けに開発されたシードゥエラーは、サブマリーナーよりもさらに高い耐水性能を持つモデルです。
コレクターからの評価が高く、赤シードと呼ばれる初期モデルや希少なリファレンスは市場で高値がつきやすい傾向にあります。
比較的流通量が少ないことも相まって、価格の安定性は高いといえます。
日付と曜日をダイアル上に表示できるデイデイトは、ロレックスのラインナップの中で最高峰に位置するドレスウォッチです。
18Kゴールド製やプラチナ製、希少素材を使用したダイヤルなど、素材とデザインに妥協がなく、各国の要人や富裕層から長年支持されてきました。
金相場との連動性もあり、インフレ耐性を持つモデルとして資産保全の観点からも注目されています。
ロレックスを売却・購入するタイミングは、相場の動向や市場のニーズを踏まえたうえで判断することが大切です。
ここからは、ロレックスを売却・購入するのに適したタイミングについてそれぞれ解説します。
2026年現在、ロレックスの中古買取価格はピーク時と比べてまだ低い水準にあります。
一方で相場は緩やかな上昇傾向に転じており、今後さらに価格が回復していく可能性があります。
急いで売却する理由がなければ、もう少し相場の回復を待ってから売却するほうが有利になるケースが多いでしょう。もし売却を急ぐ場合は、複数の買取業者に査定を依頼してから売却先を決めるのがおすすめです。
購入を検討している方にとっては、ピーク時よりも価格が落ち着いている現在は比較的買いやすいタイミングといえます。
特に将来的な値上がりが期待されるデイトナやGMTマスターIIなどの人気モデルは、現在の価格水準が今後振り返ったときに「買い場だった」と評価される可能性があります。
ただし、中古品を購入する際は、実績豊富な信頼できる中古店や認定中古プログラムを活用するのが良いでしょう。
ロレックスの相場や価格動向について、多くの方が疑問に思われている点をQ&A形式でまとめました。
購入・売却の際の参考にしてみてください。
可能性はゼロとは言い切れませんが、現時点では大幅な暴落が続く可能性は低いと考えられています。
すでに2025年頃に相場は底打ちしており、現在は緩やかな回復傾向にあります。
ロレックスは供給量が需要に対して慢性的に不足しており、この構造が大きく変わらない限り、極端な価格崩壊は起きにくいと言えるでしょう。
ただし、世界経済の急激な悪化や、ロレックスが大幅な増産に踏み切った場合などは、相場に下押し圧力がかかるリスクも否定できません。
ロレックスの中古相場を確認できる主な方法としては、以下のようなものがあります。
国内ではChrono24や腕時計投資.comなどのプラットフォームで、モデルごとのリアルタイム相場を確認することができます。
また、国内の大手中古時計買取・販売サイト(大黒屋、なんぼや)の販売価格や買取価格を比較するのも有効です。
さらに、オークションサイトの落札履歴を参照することで、実際に取引された価格の推移を把握することもできます。
複数のサービスを組み合わせて確認することで、より正確な相場感をつかむことができるでしょう。
2026年現在の相場は、2022年のピーク時と比べて落ち着いた水準にあり、長期保有を前提とするならば比較的買いやすい局面といえます。
特にデイトナやGMTマスターII、サブマリーナーといった人気モデルは、今後の相場回復とともに価格が上昇する可能性が高く、現時点での購入が有利になるケースも考えられます。
一方で、短期的な転売差益を狙う目的での購入は、相場の変動リスクがあるためおすすめできません。
あくまでも「長く愛用したい」「資産として長期保有したい」という方にとっては、今は検討に値するタイミングといえるでしょう。
ロレックスの相場は2022年のピークから下落傾向が続いてきましたが、その背景には世界的な景気後退や中国市場の変化、認定中古プログラムの開始といった複合的な要因がありました。
しかし、2025年頃を境に相場は底打ちし、2026年現在は緩やかな回復基調にあります。
長期的に見れば、ロレックスの圧倒的なブランド力と品質、慢性的な供給不足という構造的な特性は変わらず、資産価値の高さは今後も維持されると考えられます。
売却を検討している方は相場回復を見極めながら判断し、購入を検討している方は比較的相場の落ち着いている今を狙ってみるのも良いかもしれません。
私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します!
プレミアバリュー 鑑定士並木
大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、買取・販売した商品は10万点以上。2021年、プレミアバリュー SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。
子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
そうした中で私どもができること。それは、売りたい方から必要とされている方への大切な橋渡し。
新たなオーナー様の喜んで頂いているお顔を思い浮かべ、お品物を大切に扱い、笑顔の連鎖ができるように関わる全ての方へ感謝の気持ちで接する。
単なるブランドショップではなく、リユース・ブランド品販売を通じて社会貢献もできるよう志を持ち、日々鑑定しております。
ROLEX
デイトナ
116500LN
買取相場
¥4,460,000
ROLEX
サブマリーナー デイト
116610LN
買取相場
¥1,570,000
ROLEX
GMTマスター II
126710BLRO ペプシ
買取相場
¥3,570,000
AUDEMARS PIGUET
ロイヤルオーク
15500ST.OO.1220ST.03
買取相場
¥5,200,000
ROLEX
エクスプローラー II
216570 ブラック
買取相場
¥1,200,000
HERMES
バーキン 30
エトゥープxゴールド
金具
買取相場
¥3,000,000
CHANEL
マトラッセ
ブラック×ゴールド
金具
買取相場
¥380,000
HERMES
エルメス ケリー32
ブラック・エクリュ
シルバー金具
買取相場
¥2,470,000
HERMES
ガーデンパーティー30
トワル・ミリテール
TPMモデル
買取相場
¥310,000
LOUIS VUITTON
ロッキー BB
モノグラム・キャンバス、
スムースレザー
買取相場
¥180,000
Harry Winston
リリークラスター
ネックレス
買取相場
¥550,000
ブルガリ
ビー・ゼロワン
ネックレス
ネックレス
買取相場
¥380,000
ブシュロン
キャトル
クラシック
リング ラージ
リング
買取相場
¥450,000
ティファニー
セッティング
エンゲージメント
リング プラチナ
リング
買取相場
¥1,070,000
ヴァンクリーフ・アーペル
ペルレ スウィートクローバー ブレスレット、スモールモデル
ブレスレッド
買取相場
¥1,200,000