2025.12.16

なぜロレックスは値上げが続くのか?2026年の価格改定を左右する3つの要因

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ロレックスは近年、継続的に価格改定を行っています。2025年9月には値上げが見送られました。しかし、次の改定は2026年1月ではないかという声が多く聞かれます。

インターネット記事などでは「ロレックスは再び値上げする」「今後さらに高くなる」といった情報が数多く発信されています。ただし、その多くは理由や根拠が明確に示されていない印象です。

ロレックスの価格改定は、人気や供給不足だけで決まるものではありません。金価格の上昇、為替の変動、関税を巡る動きなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。

本記事では金・為替・関税という3つの視点から、ロレックスの値上げが続く背景を解説。さらに、2026年の価格改定が注目される理由についても分かりやすく紹介します。

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高級時計ロレックスの価格改定が続く背景

ロレックス 価格改定

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ロレックスは近年、年1回以上、状況によっては複数回の価格改定を行っています。高級時計市場全体を見ても、定価を引き上げる動きは珍しくない状況です。

背景には製造コストの上昇や国際的な価格調整があります。ロレックスは世界共通のブランド価値を守るため、各国で大きな価格差が出ないよう調整しています。

日本だけが特別に値上げされているわけではなく、海外市場の動向が国内価格に反映される仕組みです。また、ロレックスは供給量を厳しく管理し、生産本数を需要以下に抑えることで希少性を維持しています。

この仕組みが独自の市場構造を支え、人気が安定して続く要因となっています。正規価格が改定されるたびに、中古市場の相場も連動して動いてきました。

2025年の価格改定後には、ステンレスモデルの中古相場が一時的に10%以上上昇した例もあります。この流れによって、ロレックスの値上げが続いても多くの人に受け入れられています。

要因① 金価格の上昇がロレックスに与える影響

ロレックスの価格改定において、金価格は無視できない重要な要因の一つです。近年、金は安全資産として需要が高まり、2025年には1オンス2,600ドルを超えて過去最高水準を更新しました。

この上昇は高級時計の製造コストに直接影響します。ロレックスは18Kゴールドを用いたモデルや、ステンレスとゴールドを組み合わせたコンビモデルを数多く展開しています。

金の仕入れ価格が上がれば、原価が増えるのは必然です。過去の価格改定では、ゴールド系モデルが先行して値上げされる傾向が明確でした。

2025年の改定では、イエローゴールド仕様のデイトナが約20%上昇しました。デイトジャストのコンビモデルも、15%前後の引き上げが確認されています。

金価格は短期的に調整する場面があっても、地政学リスクや金融環境の影響で高止まりしやすい資産です。ロレックスは独自の精錬工程を持っていますが、国際金相場の影響は避けられません。

この状況が続く限り、金価格は2026年の価格改定を押し上げる要因となります。ゴールドモデルとコンビモデルは、特に影響を受けやすい存在です。

要因② 為替変動とロレックス価格の関係

ロレックスの価格改定において、為替も重要な要因の一つです。ロレックスはスイスで製造され、価格の基準はスイスフランで設定されています。

日本国内の販売価格は為替レートの影響を強く受ける仕組みです。円安が進むと、同じスイスフラン建て価格でも円換算では即座に高価格となります。

2025年時点では、1スイスフラン=195円前後で推移しています。2024年と比べると、円安が約20%進行した水準です。

ロレックスは年次レビューを通じて、スイスフラン基準の価格を維持しながら、各国通貨での価格差を抑える戦略を取っています。為替差が広がりすぎた場合には、定価改定で調整されます。

実際、2022年から2025年にかけて円安が進行した局面では、日本国内でも5〜7%前後の価格改定が行われました。為替変動は一時的に落ち着くこともありますが、長期的には不安定な要素として残ります。

2025年末にかけてはスイスフラン高が約9%進行しました。この流れが続けば、2026年初頭の日本価格を押し上げる要因となります。

為替の不安定さは、値上げが意識される第2の要因です。

要因③ 関税リスクが価格改定に与える現実的影響

近年、ロレックスの価格改定において、関税は無視できない新たなリスクとして意識されています。特に注目されているのが、米国を中心とした輸入関税の動きです。

スイス製ロレックスはEU経由や直接輸入で米国市場に供給されます。トランプ政権下では、中国由来部品を含む製品に最大39%の関税が議論されました。

ロレックスはムーブメントを自社製造していますが、外装や周辺部品の一部にアジア由来の工程が関与する可能性があります。関税が実施されれば、流通コストは10〜20%の増加が見込まれます。

ロレックスはスイスフラン基準で価格を管理し、各国の価格差を±5%程度に抑える方針です。一部地域だけでコスト増を吸収するのは難しく、米国の関税強化は欧州やアジアにも波及します。

日本市場も例外ではありません。日米の通商環境が不安定になれば、二次的な調整圧力がかかります。

金価格や為替と重なることで、影響はさらに大きくなりやすい状況です。現時点で関税強化は確定情報ではありませんが、先行リスクとして織り込まれ始めています。

関税は金・為替に次ぐ第3の要因として、2026年の価格改定を左右する不確定要素です。

20259月が据え置きだった理由をどう考えるか

2025年9月の価格改定で、ロレックスは据え置きを選びました。この判断から「当面は値上げしない」と受け取られがちですが、その理解は誤解されやすいと言えます。

ロレックスは毎回同じ時期に価格改定を行うブランドではありません。過去を見ると、2024年は1月と9月の2回改定があり、2023年は1月のみで9月は実施されませんでした。

2025年9月当時は金価格が過去最高水準を更新し続けていました。同時に、スイスフランは1フラン180円を超える急変動局面にありました。

ロレックスが環境を慎重に観察した判断は妥当です。価格改定は単発ではなく、流れの中で決定されます。過去の傾向では価格改定の約8割が1月に集中しています。9月の据え置きは、一時休止に近い位置づけです。

この判断は2026年1月の本格的な調整を見据えた布石とも考えられます。9月の据え置きだけで、今後の価格改定を否定する材料にはなりません。

20261月の価格改定は現実的なのか

ここまで整理してきた金価格、為替、関税の3要因を見ると、ロレックスを取り巻く環境は落ち着いている状況とは言えません。金は過去数年で60%を超えて上昇し、為替は1スイスフラン195円前後で推移しています。

加えて、39%関税の議論という不確定要素も同時に進行中です。価格改定の時期として1月が選ばれやすい点は、過去の傾向からも明らかです。

ロレックスは年初に価格を調整し、各国の価格をそろえてきました。4月に行われるWatches & Wondersを前に、価格を統一する狙いもあります。

2025年9月に据え置きがあったことで、改定が先送りされたと捉える見方もあります。9月の判断は、1月に集中させる前兆と考える方が自然です。

過去の価格改定を振り返ると、1月に実施された割合はおよそ7〜8割に達します。現在は3つの要因が重なり、値上げ圧力は頂点に近づいている状況です。

現時点で確定情報はありません。ただし、過去のパターンと市場環境を踏まえると、2026年1月の価格改定は極めて現実的なシナリオと考えられます。

値上げ前に検討したいロレックス購入の考え方

ロレックスの価格改定が意識されると「急いで買うべきか」と考える人が増えます。しかし、値上げが近いからという理由だけで判断するのは慎重であるべきです。大切なのは、自分がどのモデルを、どの目的で購入するのかを整理することです。

資産性を重視するのか、日常使いを楽しみたいのかで選択肢は変わります。モデルごとに値上げ幅や影響は異なり、価格改定前は正規店と中古市場を比較しやすい時期です。

相場が落ち着いているモデルを選べば、結果的に満足度の高い購入につながる可能性があります。今後の価格動向を意識しつつ「今の価格で納得できるか」という視点を持つことが重要です。その判断ができるタイミングこそ、ロレックス購入を前向きに検討する価値があります。

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鑑定士 並木

プレミアバリュー 鑑定士並木

大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、買取・販売した商品は10万点以上。2021年、プレミアバリュー SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。

子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
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