2025.4.4
パテックフィリップが2025年新作を発表！ディスコンモデルも合わせて紹介
出典：https://www.patek.com/ja/
時計界の頂点として圧倒的な資産価値を誇るパテックフィリップ。
近年はノーチラス、アクアノートに加え新作モデル「キュビタス」の高騰が著しく、それに伴い買取価格も右肩上がりとなっています。
Watches＆Wonders Geneve2025においてはキュビタスの新サイズやコンプリケーションのニューモデルを中心に魅力的な新作がエントリー。今年もブルーを基調とするパテックフィリップらしいモデルがコレクションに加わりました。
この記事ではパテックフィリップ2025年新作モデルをご紹介いたします。
パテックフィリップ 2025年新作①「グランド・コンプリケーション」Ref.27000M-001
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Ref. 27000M-001は、腕時計ではなく、デスククロックという形で登場しました。スターリングシルバー製のケースには、緑フランケ本七宝によるギヨシェ装飾が施されています。これにより、クラシックな気品と高い芸術性が共存した外観に仕上がっています。
このモデルは、1923年と1927年に製作されたパテックフィリップの歴史的なデスククロックからインスピレーションを得ています。伝統の継承と現代技術の融合により、新しい価値観が生まれています。
内部にはCal. 86-135 PEND S IRM Q SEムーブメントを搭載しており、912個の部品から成る構造です。定力装置をはじめ、9件の特許技術が採用されており、日差±1秒という非常に高い計時精度を実現しています。この開発には約7年もの歳月がかけられました。
機構面では、永久カレンダーとウィークリーカレンダーの両方を備え、さらに31日間のパワーリザーブを持つなど、卓越した性能を発揮します。視認性の高いブラウン系の文字盤と、反射防止加工されたガラスドームが組み合わさり、どの角度からでも時刻を読み取ることができます。
このモデルは、実用品としての機能性に加え、芸術品としても高く評価されています。オフィスや書斎の空間に深みを加え、所有者の美意識を静かに語ってくれます。
Ref. 27000M-001は、時計愛好家の中でも特に審美眼を持つコレクターにふさわしい逸品です。代々受け継がれる価値とともに、パテックフィリップの歴史そのものを体現しています。
パテックフィリップ 2025年新作②「グランド・コンプリケーション」Ref.5308G-001
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Ref. 5308G-001は、パテックフィリップの高度な技術が凝縮されたモデルです。ミニットリピーター、スプリットセコンドクロノグラフ、瞬時切替式永久カレンダーという三つの複雑機構を搭載しています。ミニットリピーターは、鐘のように澄んだ柔らかな音色を奏で、時刻を音で感じることができます。スプリットセコンドクロノグラフは、同時にふたつの経過時間を測定することが可能です。
永久カレンダーは、日付が瞬時に切り替わり、閏年の調整も自動で行われます。このモデルはキャリバーR CHR 27 PS QIを搭載し、プラチナ製のマイクロローターによる自動巻き機構が採用されています。799個の部品から構成されるムーブメントは、精密でありながら高効率です。ミニットリピーターの鳴音効率は従来比で20%向上しており、革新性の高さも光ります。
ケースはホワイトゴールド製で、直径42mm、厚さ17.71mmのサイズが堂々たる存在感を演出します。文字盤にはサンバースト仕上げのアイスブルーカラーが用いられ、グラン・フーエナメルとギヨシェ装飾が繊細な輝きを放ちます。
このモデルは、2011年発表のRef. 5208をルーツに持ち、その系譜をさらに進化させた一本です。限られた本数のみが製造され、発売と同時に市場では高い注目を集めています。すでに世界中のコレクターの間で希少性が評価されており、資産としての価値も高まっています。Ref. 5308G-001は、職人技とブランド哲学が融合した芸術作品です。フォーマルな場面での使用にも最適であり、人生の節目を象徴するにふさわしい特別な存在です。このモデルを手にすることは、パテックフィリップの歴史と精神を継承するという意味でも、特別な体験となるでしょう。
パテックフィリップ 2025年新作③ 「カラトラバ」Ref.5328G-001
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Ref. 5328G-001は、シンプルな美しさと機能性を両立させた一本です。クラシックなカラトラバラインに、瞬時送り式の曜日・日付表示と8日間のパワーリザーブを組み合わせました。
ホワイトゴールド製のケースは上品な光沢を放ち、端正なラウンド型がカラトラバらしい落ち着きを感じさせます。ケース側面には「クルー・ド・パリ（ホブネイル）」のギヨシェ装飾が施されており、パテックフィリップのクラフツマンシップを象徴する存在感があります。
文字盤はブルーグレーで統一され、外周に向かって濃くなるグラデーションとテクスチャード加工が施されています。視認性を高めつつ、高級感ある表情を醸し出します。中央に伸びる針の動きは静かで滑らかです。
このモデルには、キャリバー31-505 8J PS IRM CI Jが搭載されています。Silinvar®製Pulsomax®脱進機を採用し、高効率かつ耐久性に優れた設計がなされています。直列に連結された2つの香箱によって約8日間の駆動時間を実現し、9日目は赤色で表示される「予備日」として視覚的に認識できます。
裏蓋からはムーブメントの動きを眺めることができ、歯車の一つひとつが精密に仕上げられている様子が伝わってきます。機能と美を同時に味わえる構造です。
ストラップにはネイビーブルーのカーフスキンファブリックと、トープカラーのグレイン仕上げストラップの2本が付属しており、装いに合わせて使い分けが可能です。特許取得済みの新しい3ブレード折り畳み式バックルも採用され、着脱のしやすさと耐久性を兼ね備えています。防水性能は3気圧（30m）で、日常使いにも安心です。Ref. 5328G-001は、日常に寄り添いながらも、資産価値を備えたモデルとして注目を集めています。控えめで洗練された印象が魅力であり、時計に上質な実用性を求める方にふさわしい選択肢です。
パテックフィリップ 2025年新作④「グランド・コンプリケーション」Ref.5370R-001
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Ref. 5370R-001は、伝統と高級感が見事に融合したクロノグラフです。パテックフィリップが得意とするスプリットセコンド機構を搭載し、短時間の二重計測を可能にしています。スプリット秒針は、ハートカムによってリセットされる仕組みで、停止した針が先行するメイン針に追いつくときも滑らかに動作します。この精巧な動きは、アイソレーター機構の存在によって支えられています。
このモデルは、2015年に登場したRef. 5370Pの系譜を継ぐ後継機として位置付けられています。ケースにはローズゴールドが採用され、肌なじみの良い輝きを放ちます。グラン・フーエナメルのブラックダイヤルは、深みと艶のある仕上がりで、光の加減によって印象が変わります。視認性にも優れており、実用性と美しさを両立しています。
ムーブメントにはCal. CHR 29-535 PSが搭載されています。毎時28,800回（4Hz）の振動数で高精度を維持し、クロノグラフ非作動時には最大65時間のパワーリザーブを誇ります。巻き上げるたびに感じられる滑らかな手応えは、機械式時計の魅力を余すことなく伝えてくれます。
ケースのサイズは直径41mm、厚さ13.56mmで、腕元で絶妙なバランスを保ちながらも、しっかりとした存在感を演出します。裏蓋にはサファイアクリスタルが使用されており、ムーブメントの美しさをいつでも楽しめます。細部に至るまで、パテックフィリップのこだわりが詰まった一本です。
Ref. 5370R-001は、クラシカルな装いを好む方にとって理想的なモデルです。歴史的背景と革新技術が融合したこの時計は、長期的な資産価値とともに、使う喜びをもたらしてくれる特別な存在といえるでしょう。
パテックフィリップ 2025年新作⑤「グランド・コンプリケーション」Ref.6159G-001
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Ref. 6159G-001は、現代の感性と伝統的な複雑機構が融合したモデルです。パテック フィリップのグランド・コンプリケーションにふさわしく、永久カレンダー、ムーンフェイズ、レトログラード式日付表示などの高度な機能を搭載しています。
ケースはホワイトゴールド製で、直径39.5mm、厚さ11.49mmという絶妙なサイズ感が手首に心地よく収まります。ベゼルには「クルー・ド・パリ」モチーフのギヨシェ装飾が施され、繊細な陰影と立体感がエレガンスを引き立てます。
文字盤はブラック・グラデーションのグレー・メタライズ・サファイアクリスタルで構成され、半透明の仕上げによってムーブメントがダイヤル越しに見える仕様です。グラデーションの美しさとレイルウェイミニッツトラックが視認性と高級感を両立させています。
ムーブメントには「Cal. 26-330 S QR」が搭載され、自動巻きで約45時間のパワーリザーブを備えています。毎時28,800振動（4Hz）、石数30石という仕様のほか、曜日（9時位置）、閏年サイクル（12時位置）、月（3時位置）、ムーンフェイズ（6時位置）といった情報を美しくレイアウトした表示窓も特徴です。
ストラップにはブラックのファブリック柄コンポジット素材が採用されており、ホワイトゴールド製の特許取得済み3ブレード折り畳み式バックルが組み合わされています。防水性能は3気圧（30m）で、日常使いにおける実用性も備えています。
Ref. 6159G-001は、その美しさと複雑機構によって時計愛好家から注目されています。
パテックフィリップ 2025年新作⑥「コンプリケーション」Ref.4946R-001
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Ref. 4946R-001は、パテック フィリップのコンプリケーションシリーズに属する年次カレンダーモデルで、実用性とエレガンスを兼ね備えたタイムピースです。
ケースは18Kローズゴールド製で、直径38mm、厚さ11mmという控えめなサイズ感が特徴です。サファイアクリスタル製風防と裏蓋を備え、高級感あふれるデザインとなっています。
文字盤はチェストナットブラウンのサテン仕上げで、ローズゴールド製アラビア数字インデックスとリーフ型針を採用。さらに、ミニッツウェイレールトラックが文字盤外周を引き締め、クラシカルな印象をより一層高めています。
搭載されるムーブメントは「Cal. 26-330 S QA LU」で、自動巻き式です。振動数28,800回/時（4Hz）、石数34石、部品総数は319個におよびます。高精度と信頼性を両立した設計です。年次カレンダー機構は特許取得済みで、曜日（10時位置）、日付（6時位置）、月（2時位置）を自動的に調整。
さらにムーンフェイズ表示も備えており、その精度は122年間でわずか1日の誤差という高水準を誇ります。
ストラップにはデニム柄ステッチ入りのチェストナットカーフスキンバンドを採用しています。ローズゴールド製のピンバックルとともに、優れた装着感とデザイン性を両立。防水性能は3気圧（30m）で、生活防水に対応しており、日常使いにも適しています。
Ref. 4946R-001は、その美しさと実用性から幅広い層に支持されています。シンプルながらも奥深い機構を備えた時計です。日常生活にさりげなく上質さを添え、長く愛用される一本となるでしょう。
パテックフィリップ 2025年新作⑦「CUBITUS」ef. 7128
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Ref. 7128/1G-001と7128/1R-001は、「Cubitus（キュビタス）」シリーズの最新作です。
パテック フィリップが新たに提案するエレガンスのかたちとして登場しました。クラシックな丸型とモダンなスクエア型を融合させた意匠は、現代的でありながらも普遍的な魅力をたたえています。
ケースにはホワイトゴールド（7128/1G-001）とローズゴールド（7128/1R-001）を採用。直径40mm、厚さ8.5mmのラウンドスクエア形状が手首に自然に馴染みます。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交互に施され、造形の美しさを引き立てます。
文字盤には水平エンボス仕上げを採用。ブルーグレーのダイヤル（7128/1G-001）とブラウンのソレイユ装飾ダイヤル（7128/1R-001）は、それぞれ異なる個性を放っています。針とインデックスにはゴールド素材が使われ、落ち着いた輝きと視認性を両立しています。
ムーブメントは「Cal. 26-330 S C/434」を搭載。振動数は28,800回/時（4Hz）、パワーリザーブは約45時間です。ジャイロマックステンプとスピロマックスヒゲゼンマイが高い安定性と耐磁性を実現し、機構全体の信頼性を高めています。サファイアクリスタルの裏蓋からは、丹念に仕上げられたムーブメントを鑑賞できます。
ブレスレットはケースと同素材で統一。フォールディングクラスプには、4つの独立した爪とロック機構付きアジャストメントシステムが搭載されており、快適な装着感と調整のしやすさを提供します。防水性能は3気圧（30m）で、日常生活にも十分対応可能です。Ref. 7128/1G-001と7128/1R-001は、美しさと機能性を兼ね備えた次世代のエレガンスを体現するタイムピースとして注目を集めています。
パテックフィリップ 2025年新作⑧「カラトラバ」Ref.6169P-001
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Ref. 6196P-001は、シンプルさと高級感を高次元で融合させたプラチナ製のカラトラバです。無駄を削ぎ落としたデザインの中に、確かな存在感が息づいています。
ケースには重厚なプラチナを使用。ポリッシュとサテンの仕上げが美しく交差し、柔らかい反射が品格を添えます。面取りされたエッジが優雅に光を捉え、落ち着いた印象を与えます。サイズは直径38mm、厚さ8.9mm。コンパクトながらも腕元で確かな存在を放ちます。
ダイヤルはローズギルト仕上げのオパラインで、穏やかな温かみを放ちます。ローズゴールド製のドルフィン針とインデックスが調和し、華やかさと視認性を両立しています。
ムーブメントは手巻きのCal. 30-255 PSを搭載。ツインバレルにより約65時間のパワーリザーブを確保し、ストップセコンド機能も備えています。サファイアクリスタルの裏蓋からは、美しく仕上げられた機構を鑑賞できます。
ストラップにはチョコレートブラウンのアリゲーターレザーを採用。しなやかな質感と高級感を備え、プラチナ製ピンバックルとの組み合わせが時計全体の完成度を高めています。防水性能は3気圧（30m）で、日常の使用にも安心です。Ref. 6196P-001は、華美ではなく本質的な美を求める方にふさわしい一本です。時を重ねるごとに味わいを増し、持ち主の人生に静かに寄り添ってくれます。
パテックフィリップ 2025年新作⑨「コンプリケーション」Ref.5542G-010
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Ref. 5524G-010は、カラトラバの伝統とパイロット機能を融合したモデルです。2015年登場のRef. 5524G-001を継承する後継機として、クラシカルな外観と実用性を引き継いでいます。
ケースは18Kホワイトゴールド製。直径42mm、厚さ10.78mmのサイズで、存在感を放ちます。表面はつや消し仕上げで、落ち着いた風格を醸し出します。
防水性能は3気圧（30m）で、生活防水に対応。日常の使用にも安心です。
アイボリーカラーのラッカー仕上げダイヤルは、視認性を重視した構成です。太めの指針とアラビア数字が調和し、時刻を直感的に読み取れます。
ローカルタイムとホームタイムの昼夜表示は別々に設けられており、異なる時間帯を素早く把握できる構成です。
ムーブメントは「Cal. 26-330 S C FUS」を搭載。振動数28,800回/時（4Hz）、パワーリザーブは約45時間を確保しています。部品点数は290個におよび、高精度と堅牢性を両立した設計です。
時針の調整には、ロック機構付きのプッシュボタンを使用します。誤操作を防ぎ、操作もスムーズです。
カーキグリーンのファブリック調コンポジットストラップが、軽やかな印象を与えます。ホワイトゴールド製のクレビス型ピンバックルとの相性も良好です。通気性に優れ、長時間の着用でも快適です。Ref. 5524G-010は、旅を愛する人やビジネスで世界を飛び回る方にふさわしい一本です。洗練された外観と革新的な技術の両立により、カラトラバの新たな魅力を広げる存在として支持を集めています。
パテックフィリップ 2025年新作⑩「TWENTY~4」Ref.7340/1R
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Ref. 7340/1R-001と7340/1R-010は、Twenty~4コレクション初の永久カレンダーモデルです。パテック フィリップの美意識と実用性が調和したレディースモデルといえます。
複雑な機構を備えつつも、日常で使いやすい優雅なデザインです。ケース径は36mm、厚さは9.95mm。手首に自然と馴染むサイズ感も魅力のひとつです。
ローズゴールド製のケースとブレスレットには美しいポリッシュ仕上げが施され、柔らかな光を放ちます。ブレスレットには特許取得済みのフォールドオーバークラスプが使われています。装着感と安全性の両立に成功した設計です。
Ref. 7340/1R-001は、シャンタンシルク風のサテン仕上げによるシルバーダイヤルを採用。対するRef. 7340/1R-010は、サンバースト仕上げのオリーブグリーンダイヤルが特徴です。どちらのモデルも、ローズゴールド製のアラビア数字とバトン型針がエレガンスと視認性を両立させています。
ムーブメントには、超薄型の自動巻き「Cal. 240 Q」を搭載。22Kゴールド製の偏心マイクロローターを備え、振動数は21,600回/時（3Hz）、石数は27石、部品数は275個です。
永久カレンダーは、曜日と24時間表示を9時位置に配置しています。日付は6時位置、月と閏年サイクルは3時位置に表示されます。さらに、日付のサブダイヤル内にムーンフェイズ表示も組み込まれています。防水性能は3気圧（30m）で、日常の使用にも対応。華やかさと知性を備えたタイムピースとして、特別な瞬間をともに刻む存在になるでしょう。
パテックフィリップ 2025年新作⑪ Ref. 5811/1460G-001 ノーチラス
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Ref. 5811/1460G-001は、スポーツエレガンスを象徴する最新のノーチラスです。1976年登場の初代モデルの精神を受け継ぎ、現代技術で丁寧に進化しています。
ケースは18Kホワイトゴールド製で、直径41mm、厚さ8.2mmの薄型設計です。サンバースト仕上げのブルーダイヤルは、外周に向かってブラックに変化します。横方向のエンボスパターンが、奥行きのある表情を加えています。
ケース構造には、初代ノーチラスと同じ2ピース構造を採用。ムーブメントは文字盤側から取り出す方式で、ケース全体の一体感が高められています。
ムーブメントは「Cal. 26-330 S C」を搭載。毎時28,800回の振動数を持ち、35〜45時間のパワーリザーブを確保しています。サファイアクリスタル製の裏蓋からは、ローターやブリッジの美しい仕上げを鑑賞できます。
ブレスレットには特許取得済みのフォールドオーバークラスプを使用。2mmから4mmの範囲で微調整でき、手首に快適にフィットします。防水性能は12気圧（120m）で、水辺のシーンにも対応可能です。カジュアルからフォーマルまで幅広く活躍します。Ref. 5811/1460G-001は、ノーチラスの歴史と未来をつなぐ次世代モデルです。
パテックフィリップ 2025年新作⑫ Ref. 7010G-013・7010/1G-013 ノーチラス レディースモデル
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Ref. 7010G-013と7010/1G-013は、ノーチラスのレディースラインに新たな輝きをもたらすモデルです。1980年に登場した小型ノーチラス（Ref. 4700）の系譜に連なり、洗練されたエレガンスと実用性を見事に融合させています。
ケースはホワイトゴールド製で、直径32mm、厚さ6.9mmのコンパクトサイズです。手首に自然と馴染みながら、上品な存在感を放ちます。ベゼルには46個のブリリアントカットダイヤモンド（合計約0.8カラット）がセッティングされ、ジュエリーウォッチとしての美しさが際立ちます。
文字盤にはラッカー仕上げのアズールブルーを採用。水平エンボス加工によって、海の波のような立体感を表現。ホワイトゴールド製のアラビア数字インデックスとバトン型針には、スーパールミノバが塗布されています。
昼夜を問わず、視認性の高さをしっかりと確保しています。
ムーブメントにはクォーツ式の「Cal. E23-250 S C」を搭載。時・分・秒に加え、日付表示機能も備わっており、日常の中で正確な時間をしっかりと伝えてくれます。
Ref. 7010G-013には、ファブリック調パターンのコンポジット素材ストラップが組み合わされ、軽快で現代的な印象を与えます。対するRef. 7010/1G-013には、ホワイトゴールド製のブレスレットが装備されており、ポリッシュとサテン仕上げが交互に施された光のコントラストが魅力です。
いずれも防水性能は3気圧（30m）で、日常の幅広いシーンで安心して使用できます。Ref. 7010G-013と7010/1G-013は、自分らしさを大切にする女性にふさわしい1本。ノーチラスの伝統を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに寄り添う存在として、多くの支持を集めています。
パテックフィリップ 2025年 ディスコン 廃盤品
期待の新作が発表された一方で廃盤となったモデルも存在します。
パテックフィリップの廃盤品はスポーツウォッチを中心に高騰傾向にあり、2025年に廃盤となったモデルも今後更なる高騰が期待できます。
モデル：ノーチラス プチコンプリケーション 5712/1A-001
「アクアノート・トラベルタイム 5164A-001」「ノーチラス クロノグラフ 5980/1AR-001」「ノーチラス クロノグラフ 5980/1R-001」「ノーチラス プチコンプリケーション 5712R-001」「ノーチラス プチコンプリケーション 5712G-001」など、あらゆるモデルが製造終了となった2024年においてもディスコンにならなかった5712/1A-001。
2025年に入り、遂に生産終了となりました。
生産終了が決まった影響から相場が更に高騰しており、2025年4月時点の相場では2000万円を上回る実税価格となっています。
5711系の高騰に合わせて元々高騰傾向にあったモデルであるため、相場上昇はそこまで大きくありませんでしたが、今後更に高騰する可能性も大いにあります。
アクアノートの現行モデルとして人気を博すアクアノート 5167A-001の「ステンレスブレスレット」モデルが生産終了となりました。ラバーベルトはディスコンとなっていないため、ブレスレットタイプだけがカタログ落ちするという珍しい状況となっています。
相場に関してはラバータイプが高騰していることもあってか、ブレスレットは今のところ値上がりしている様子はありません。ステンレスブレスレットを備えるモデルが現行から消えてしまったため、数年後に相場が上がる可能性はあります。
安定した資産価値が期待できる
2025年新作においてはコンプリケーション系のモデルが目立ちました。いずれもパテックフィリップらしい美しいデザイン性と高度な時計製造技術を兼ね備える最高品質のモデルに仕上がっています。
パテックフィリップの需要が衰えない限り、2025年新作モデルも高い資産価値が期待できるでしょう。
新作発表に伴い、買取価格が上がるモデルが出てくる可能性があるので、パテックフィリップを買取に出す予定がある方は相場の動向をよくチェックしておきましょう。
私がお客様の大切なお品物を責任を持って鑑定致します！
プレミアバリュー 鑑定士並木
大手リユース業者の店長職を歴任。店頭に立ち続け、買取・販売した商品は10万点以上。2021年、プレミアバリュー SHOP店長就任。 YouTubeチャンネル「プロ鑑定士鼻メガネチャンネル」にて最新の高級ブランド情報やアイテム、時計の魅力を発信しています。
子供の頃からブランド品や、宝飾品・時計が大好きでした。
大人になってからも高級ブランドの歴史や、商品の作りこみの高いこだわりなどに大変な魅力を感じ2010年、ついには仕事として専業者になりました。
今、まさにブランド買取・販売店が乱立し、サービス・価格に関しても均一化に進んでいます。
そうした中で私どもができること。それは、売りたい方から必要とされている方への大切な橋渡し。
新たなオーナー様の喜んで頂いているお顔を思い浮かべ、お品物を大切に扱い、笑顔の連鎖ができるように関わる全ての方へ感謝の気持ちで接する。
単なるブランドショップではなく、リユース・ブランド品販売を通じて社会貢献もできるよう志を持ち、日々鑑定しております。
